育てる人間像

 特化した専門領域に関する深い知識と時代に対応した幅広い素養を有し、地域社会や国際社会の期待に応えられる高度先端技術者及び研究者を育成します。

目指す教育

 体系化された専門科目のみならず、進展が期待される周辺分野の知識を学ぶ「新領域科目」や社会的ニーズに対応した「基盤的共通科目」などの「T字型教育」を行うとともに、創造力、自己解決力、コミュニケーション能力を有した人材の養成を目指した教育を実践します。

入学を期待する学生像

  • 高い向学心をもって自然科学の真理の探究にあたることができる人
  • 何事にも諦めず、チャレンジ精神をもって問題に対処できる人
  • リーダーシップを発揮し、かつ協調性をもって物事に対処できる人

の入学を期待します。

入学に必要とされる資質・能力

 自然科学系教育部が行う入学者選抜試験は、修士の学位又は専門職学位を有する者(修了見込みも含む)及びそれらと同等以上の学力があると認めた者を対象として行われます。一般入試、社会人入試、および外国人留学生入試では、修士論文又は研究業績の発表に関連する学力検査・口述試験及び出身大学院専攻の基礎科目に関連する学力検査・口述試験を行い、博士課程での教育研究遂行能力を判定します。入学を期待する学生像として、1)自由啓発と未来創成の高い向学心をもって自然科学の真理の探究にあたり、2)何事にも諦めず、チャレンジ精神をもって問題に対処でき、さらに3)リーダーシップを発揮し、かつ協調性をもって物事に対処できる人材をアドミッションポリシーに掲げています。入学試験では、研究遂行に必要な学力のみならず、それらの資質・能力についても口述試験により評価します。

入学者選抜方針

ナノビジョン工学専攻

 画像技術者とナノサイエンスの研究者が一体となり、世界に先駆けて個々の光子・電子のナノ領域制御を画像工学に導入することにより、新学術分野「ナノビジョンサイエンス」を創出し、産業界に向けて力強く発展させる技術者・研究者を育成することを目標としています。 そのための能力・学力・適性等を判断します。

光・ナノ物質機能専攻

 物質のナノ空間での機能制御及び光と物質の相互作用を基にして、通信、計測、化学産業などに大きな広がりを見せる産業分野において、応用を志向しつつ、基盤となる物質科学と光化学の基礎学問に精通して将来における技術革新に対応でき、産業界を牽引できる人材の育成を目標としています。 そのための能力・学力・適性等を判断します。

情報科学専攻

 本専攻では、情報学・工学・理学を基礎として、新たな情報科学基盤技術を開発する専門研究者や情報科学技術を駆使して高度な情報システムを構築する高度技術者の養成を目指しています。 そのための能力・学力・適性等を判断します。

バイオサイエンス専攻

 現代バイオサイエンスやバイオテクノロジーの知見を基盤にして生命の多様性システムやその適応の統一性について、総合的に研究を推進させ、21世紀のバイオサイエンスの担い手となる広い視野と創造性豊かな思考力を備えた人材の育成を目標とします。そのための能力・学力・適性等を判断します。

環境・エネルギーシステム専攻

 21世紀の地球環境問題等をはじめとする環境・エネルギー問題の解決のための未来型で、全体的・統合的に考える視点を持ち、新たな研究分野を開拓する人材の育成を目標とします。そのための能力・学力・適性等を判断します。