教育目標

地球環境・エネルギーシステム専攻では、広く分野を越えた視点で将来の地球環境・エネルギー問題の教育研究を展開することを目的としています。   

また、安心・安全な社会を構築できる幅広い視野を持ち、上記のような様々な視点を理解できる学際的な人材を育成していきます。   

2022年の活動については下記をご参照ください。
教育研究活動報告書(2022)

教員紹介

二又 裕之ふたまた ひろゆき 教授(専攻長) / 浜松

専門分野

研究内容

私達の研究室では、微生物を利用した環境浄化(テトラクロロエテンの脱塩素化ならびに富栄養化の解決に向けた窒素循環の解明)、微生物燃料電池による電気エネルギーの生産およびそれらの基礎となる微生物生態系の理解に向けた研究を実施しています。

大岩 孝彰おおいわ たかあき 教授 / 浜松

専門分野

精密機構、精密計測

研究内容

精密機器の基本原理を遵守しつつ適切な計測制御技術を応用することにより、6自由完全相対運動を実現する超精密メカニズムの開発を目指している。

金原 和秀きんばら かずひで 教授 / 浜松

専門分野

環境微生物学、生物プロセス工学、微生物機能工学

研究内容

複合微生物系を用いた環境汚染物質の分解の促進技術の構築と微生物動態の解明。

桑原 不二朗くわはら ふじお 教授 / 浜松

専門分野

熱流体工学、多孔質体

研究内容

体積平均理論を用い、巨視的支配方程式の導出、モデル係数の決定をしている。また、工業応用に関する研究を行なっている。

孔 昌一こう しょういち 教授 / 浜松

専門分野

超臨界流体工学、物性、ナノ炭素材料

研究内容

酸化グラフェンの合成、グラフェンの分散液・薄膜・複合材料の作製などナノ炭素材料に関する研究を推進しています。超臨界流体中における物性(拡散・溶解度など)に関する研究も行なっています。

真田 俊之さなだ としゆき 教授 / 浜松

専門分野

流体工学、混相流、物理洗浄

研究内容

気泡や液滴など、分散性混相流に関する物理現象の解明と洗浄技術などへの応用。

島村 佳伸しまむら よしのぶ 教授 / 浜松

専門分野

複合材料工学、材料強度学

研究内容

複合材料の破壊と強度に関する研究ならびに金属の超高サイクル疲労に関する研究について、実験、解析の両面から取り組んでいる。

野口 敏彦のぐち としろう 教授 / 浜松

専門分野

パワーエレクトロニクス、モータドライブ、電気機器

研究内容

新規性、独自性、有用性をもつ各種電力変換器、各種モータハードウェアの開発。

早川 邦夫はやかわ くにお 教授 / 浜松

専門分野

塑性加工学

研究内容

各種塑性加工プロセス解析、素材・型材料の材料モデリング、変形・損傷解析、さらに、塑性加工におけるトライボロジー評価をおこない、日本のものづくり技術への貢献を目指しています。

福田 充宏ふくた みつひろ 教授 / 浜松

専門分野

冷凍工学、流体機械、エネルギー変換

研究内容

冷媒用圧縮機の高効率・高信頼性化、圧縮機内部流動現象の解明、冷凍システム内計測を通じ、環境負荷の小さな冷凍空調システムの実現に貢献します。

福原 長寿ふくはら ちょうじ 教授 / 浜松

専門分野

触媒化学、反応工学、物理化学、化学工学

研究内容

新エネルギーの創製、再生可能エネルギーの利用、新規な触媒反応器、水素製造、有効資源としてのCO2利用。

モベディ モクタダ 准教授 / 浜松

専門分野

伝熱

研究内容

伝熱促進 、蓄熱 、多孔質媒体内の熱流動 、数値解析伝熱

守田 智もりた さとる 教授 / 浜松

専門分野

非線形ダイナミクス、数理生物学、複雑ネットワーク

研究内容

実世界に見られる複雑なシステムの非線形現象を数理モデルを用いて調べ、 その機能と構造の関係を明らかにすることを目指しています。

朝間 淳一あさま じゅんいち 准教授 / 浜松

専門分野

精密機械システム

研究内容

ベアリングレスモータ、磁気軸受、パワーメカトロニクスの研究を行っております。詳細はホームページを参照ください。

岡島 いづみおかじま いづみ 准教授 / 浜松

専門分野

化学工学、超臨界流体工学

研究内容

亜臨界・超臨界状態の水やアルコールを溶媒とした廃棄物のリサイクルやバイオマスの利活用に関する研究を行っています。

菊池 将一きくち しょういち 准教授 / 浜松

専門分野

材料強度学

研究内容

各種金属製品の破壊防止のために、ミクロ組織を改質して多機能を発現する金属の開発に取り組んでいます。

新谷 政己しんたに まさき 准教授 / 浜松

専門分野

環境微生物学、微生物遺伝学

研究内容

複合微生物集団における微生物・遺伝因子の動態解析を通じて環境浄化技術や廃棄物利用技術の創成を目指しています。

藤井 朋之ふじい ともゆき 准教授 / 浜松

専門分野

先進材料の強度と破壊

研究内容

金属材料の破壊・腐食・疲労に関する研究および微視組織/微視構造制御による新奇複合材料の開発に関する研究を理論・実験・シミュレーションにより実施している。

松井 信まつい まこと 准教授 / 浜松

専門分野

高温気体力学、プラズマ分光学、宇宙推進工学

研究内容

レーザープラズマを用いた新しい高エンタルピー風洞の開発、非接触で高感度なプラズマ診断法の開発を行っている。

本澤 政明もとざわ まさあき 准教授 / 浜松

専門分野

流体工学、非ニュートン流体、流体機能、冷凍空調

研究内容

磁気機能性流体、界面活性剤水溶液、ナノ流体といった流体の機能を応用し、伝熱促進・流動抵抗低減などに取り組んでいます。また、ナノ粒子添加による流体の機能化にも取り組んでいます。

渡部 綾わたなべ りょう 准教授 / 浜松

専門分野

触媒反応、反応工学

研究内容

固体酸化物や固体硫化物を題材に、その格子アニオンの移動制御をして、化学反応制御を行なう。さらに社会実装を目指した構造体触媒反応場の創成を試みている。

木村 浩之きむら ひろゆき 教授(副専攻長) / 静岡

専門分野

地球微生物学、環境ジェノミクス、新エネルギー生産

研究内容

海洋・地下圏・極限環境に生息する微生物の生理・生態を研究している。付加体の地下圏微生物を利用したバイオエネルギー生産システムの開発にも取り組んでいる。

川本 竜彦かわもと たつひこ 教授 / 静岡

専門分野

実験地球化学、特に、二酸化炭素を含む海水とマントルとの反応

研究内容

海洋プレートの沈み込みにともない、二酸化炭素を含む塩水が海洋から地球内部に入り込みます。それらは再び温泉や火山活動とともに地表に戻ります。その流体の化学組成を理解するために、岩石に含まれる微小な流体包有物を観察します。また、マントルの岩石と流体の高温高圧条件での反応を、水熱合成実験で再現します。

北村 晃寿きたむら あきひさ 教授 / 静岡

専門分野

大規模自然災害、古生物、第四紀、浅海環境

研究内容

古生物学・地質学的手法を用いて、静岡県とその周辺の地震・津波・土砂災害などの発生履歴・原因の解明を行っています。

佐藤 慎一さとう しんいち 教授 / 静岡

専門分野

現生古生態学、進化古生物学

研究内容

干潟・浅海域に生息する二枚貝類を対象にした現生古生態学的研究を目指しています。特に、諫早湾干拓などの人為的影響による現生生物の変化に着目して、生態学的調査や観察などを通して化石生物の古生態を考察しています。

塚越 哲つかごし あきら 教授 / 静岡

専門分野

動物分類学、多様性生物学、進化古生物学

研究内容

進化学的視点から、貝形虫類(甲殻類:節足動物)の自然史について、分類学を基本において幅広く研究している。

藤原 健智ふじわら たけとも 教授 / 静岡

専門分野

微生物生化学、環境微生物学

研究内容

窒素サイクルをつかさどる硝化菌、脱窒菌に関する生化学的な研究を行なっている。

王 権わん ちあん 教授 / 静岡

専門分野

リモートセンシング学、生態モデル、環境変動

研究内容

異なるスケールにおけるC/H2O循環モデルのシミュレーションとリモートセンシングの応用。特にリモートセンシングデータからモデルに必要なパラメータを導き出し、それと相関する他のデータとを融合させることで地球全体の動きのシミュレーションを行っています。

石橋 秀巳いしばし ひでみ 准教授 / 静岡

専門分野

火成岩岩石学、火山学、マグマ物性

研究内容

マグマの物性やその形成・火山噴火のメカニズムについて物質科学的な研究を行っています。

大矢 恭久おおや やすひさ 准教授 / 静岡

専門分野

核融合炉化学、核エネルギーシステムの化学、β放射体の化学

研究内容

核融合炉・核エネルギーシステム中での放射性物質と材料との相互作用やβ放射核種の環境中での化学的挙動について研究している。

薗部 礼そのべ れい 准教授 / 静岡

専門分野

リモートセンシング

研究内容

次農業分野におけるリモートセンシング技術の適用に関する研究を行っています。

近田 拓未ちかだ たくみ 准教授 / 静岡

専門分野

先進エネルギー化学、核融合炉工学、放射化学

研究内容

次世代エネルギーとして研究開発が進められている水素エネルギーシステムや核融合炉で用いられる材料について、水素との相互作用を中心とした物理化学挙動に関する研究に取り組んでいます。

デュア ガエル 准教授 / 静岡

専門分野

Individual-Based Model – Plankton Ecology

研究内容

DGTalAquaLabでは、人為的摂動に対する水生生物の反応を研究しています。 特に、研究はデータの視覚化と分析、およびモデリングを統合して、個々の生物学、生理学、行動、および人口統計学的および進化的プロセスがさまざまなストレスに対する集団の応答にどのように影響するかを理解するのに貢献します。

平内 健一ひらうち けんいち 准教授 / 静岡

専門分野

研究内容

三井 雄太みつい ゆうた 准教授 / 静岡

専門分野

地震学、測地学、固体地球変動

研究内容

古典的な弾性体力学から最新の機械学習技術まで用いて、地球内部現象の姿を明らかにし、仕組みを考えます。

矢永 誠人やなが まこと 准教授 / 静岡

専門分野

核・放射化学、生物無機化学

研究内容

土壌中の放射性セシウムの形態と除去、放射科学的手法を用いた生体微量元素の分析、静岡県内の表面土壌に沈着した福島第一原子力発電所由来の放射性セシウムの分布。

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