目標・活動方針

本部門では、生物と環境の相互の動態、生物多様性のシステムとその適応の統一性を探索し、 生命系の成り立ち、その仕組みを理解するため、分子化学と細胞レベル、個体や個体間にまで多彩な生命原理を明らかにし、 高次生命活動の多様性に迫る研究を行っています。

具体的な標的としては、生体分子集団の構造や機能の空間的、時間的な発現のメカニズムや分子間相互作用、 及びシグナル伝達や細胞間相互作用などの高次システムを分子レベルで研究し、 生命を司る分子集団の構築原理やそれを担う分子素子の動作原理を解明しようとしています。 特に、バイオサイエンスに関連する新しい原理の発見は、本学の重点研究分野の一つであるナノバイオ科学の形成につながり、 更に極限画像研究分野と連携を強めています。

このような分野横断型の研究は、今後静岡県を中心とした地域の豊かな生物資源と電子・光産業の融合による新規健康、 創薬、安全、高機能性食品等の応用開発型研究プロジェクトの形成・実施を促進し、地域生物産業発展の中核となり、 独創的な研究成果を世界に発信できる国際的なバイオ拠点を目指しています。

所属教員 (2023年度)

氏名職名所属専攻キャンパス
徳元 俊伸とくもと としのぶ教授(専攻長)バイオサイエンス静岡
轟 泰司とどろき やすし教授(副専攻長)バイオサイエンス静岡
粟井 光一郎あわい こういちろう教授バイオサイエンス静岡
丑丸 敬史うしまる たかし教授バイオサイエンス静岡
加藤 竜也かとう たつや教授バイオサイエンス静岡
木村 洋子きむら ようこ教授バイオサイエンス静岡
木嵜 暁子こざき あきこ教授バイオサイエンス静岡
小谷 真也こだに しんや教授バイオサイエンス静岡
鈴木 雅一すずき まさかず教授バイオサイエンス静岡
竹之内 裕文たけのうち ひろぶみ教授バイオサイエンス静岡
富田 因則とみた もとのり教授バイオサイエンス静岡
朴 龍洙ぱく よんす教授バイオサイエンス静岡
原 正和はら まさかず教授(大学院長)バイオサイエンス静岡
平井 浩文ひらい ひろふみ教授バイオサイエンス静岡
本橋 令子もとはし れいこ教授バイオサイエンス静岡
山崎 昌一やまざき まさひと教授バイオサイエンス静岡
山本 歩やまもと あゆむ教授バイオサイエンス静岡
大吉 崇文おおよし たかのり准教授バイオサイエンス静岡
茶山 和敏さやま かずとし准教授バイオサイエンス静岡
崔 宰熏チェ ジェフン准教授バイオサイエンス静岡
平田 久笑ひらた ひさえ准教授バイオサイエンス静岡
宮崎 剛亜みやざき たかつぐ准教授バイオサイエンス静岡
村田 健臣むらた たけおみ准教授バイオサイエンス静岡
森 智夫もり としお准教授バイオサイエンス静岡
後藤 寛貴ごとう ひろき助教バイオサイエンス静岡
大西 利幸おおにし としゆき教授静岡
岡田 令子おかだ れいこ准教授静岡
雪田 聡ゆきた あきら准教授静岡

活動報告

部門のみに所属する教員

大西 利幸おおにし としゆき  教授 / 静岡

専門分野

天然物有機化学、植物化学

研究内容

植物二次代謝産物に関する植物化学研究

大西利幸の研究内容イメージ図

岡田 令子おかだ れいこ  准教授 / 静岡

専門分野

動物生理学、生化学

研究内容

動物の生体調節機構が発達,成長によって, また生息環境などの変化によってどのように変化するかを主に生理学的・分子生物学的な手法で研究している。

岡田令子の研究内容イメージ図

雪田 聡ゆきた あきら  准教授 / 静岡

専門分野

分子生物学、組織学、細胞生物学、発生学

研究内容

骨組織形成の分子機構および骨リモデリングの進化的変遷

雪田 聡の研究内容イメージ図