目的
創造科学技術研究部は、浜松キャンパスの浜松研究院と静岡キャンパスの静岡研究院で構成されています。 各研究院には、特化された研究分野に対応する部門が設けられ、近年の科学技術の進展に対応し、世界をリードする研究を実践します。
また、教員が所属する組織の柔軟な見直しや編成替えを行い、時流の変化に即して柔軟かつ迅速に対応します。
各部門には国際的に活躍する他大学の教員及び地域の企業等の優秀な研究者を客員教員として招聘し、研究部の研究活動の活性化を図るとともに柔軟な組織運営と時流に適った研究活動を行います。
創造科学技術研究部の構成
浜松研究院(浜松キャンパス) | 静岡研究院(静岡キャンパス) |
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ナノビジョンサイエンス部門 オプトロニクスサイエンス部門 インフォマティクス部門 ナノマテリアル部門 エネルギーシステム部門 |
統合バイオサイエンス部門 環境サイエンス部門 |
ベーシック部門 |
各研究院の特徴
浜松研究院
浜松地域は、ホンダや浜松ホトニクス等の日本のベンチャー発祥の地であり、これらの企業と本学は強い連携をもって相互に発展しており、現在、同地域は【光技術関連産業集積促進特区】に認定され、光学分野での創意に溢れた産業活動を開始するところとなっています。
本学は、これまでの共同研究関連組織を統合したイノベーション共同研究センターの新設や、文部科学省知的クラスター創成事業「浜松オプトロニクスクラスター」を展開するなど、実績のある産学連携・地域貢献を強化してきました。 今回の本大学院の構想におけるナノビジョン科学技術分野の特化は、浜松地域の産業特性に視点を置いて、本学の教育研究との結びつきの一層の強化を図っていくものです。
静岡研究院
中部から東部地域にかけては、食品、薬品、農漁業などの産業集積が進み、大企業の進出が盛んとなっています。 静岡県では、首都圏に近い恵まれた交通インフラと自然環境を背景に、健康関連産業の振興と集積が期待される地域との認識から、ファルマバレーセンターを設置し、支援体制を整えているところです。
静岡キャンパスにおける環境、バイオ、生物の研究分野の特化は、地域企業と本学の連携の基に、最先端生物産業創出のための推進基地及び国際的バイオ拠点としての役割を担い、地域産業活動の推進に貢献することを目的としています。