修了認定は、3年以上在学し所定の単位を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、博士論文の審査及び試験に合格した者に対して行います。 ただし、在学期間に関しては、優れた研究業績を上げた者については、1年(2年未満の在学期間をもって修士課程又は博士前期課程を修了した者にあっては、当該在学期間を含めて3年)以上在学すれば足りるものとします。
学校教育法施行規則第70条2の規定により、大学院の入学資格に関し修士の学位を有する者と同等以上の学力があると認められた者が入学した場合は、3年以上在学し、所定の単位を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、博士論文の審査及び試験に合格した者について修了認定を行います。 ただし、在学期間に関しては、優れた研究業績を上げた者については、1年以上在学すれば足りるものとします。
修了に必要な授業科目単位数
必修 | 選択及び選択必修 | 合計 | |
---|---|---|---|
開講単位 | 履修単位 | ||
・演習:2単位 ・特別研究 :3単位 |
・専門科目 :8単位【選択必修】 (情報科学専攻は12単位、 環境・エネルギーシステム専攻は10単位) |
2単位以上 | 11単位以上 |
・短期集中型講義 :21単位【選択】 (内訳 ・総論:10単位、 新領域:6単位、基盤的共通科目:5単位) ・特別講義 :1単位 |
4単位以上 |
修了に必要な論文投稿掲載数
詳細は専門分野ごとに定めます。
修業年限の特例(早期修了)に関する取扱い
早期修了は、学生が研究を進める中でその研究が設定目標以上に飛躍的に進行し完成した場合、あるいは論文が評価の高い国際誌に掲載され、国際的に高い評価を受けた場合などその研究内容を審査し、博士課程修了に足る内容であると認められれば、修業年限を短縮しての修了を認めます。
指導教員が論文作成を含めた進捗状況を副指導教員とともに検討し、早期修了が可能であると認められる場合には、他専攻の教員複数を含む5名以上の教員で構成される審査委員会の承認を経て、その後の指導について対応を協議します。
なお、適用条件(優れた研究業績をあげた者)は次のいずれかに該当するものとします。
(1) 研究を進める中でその研究が飛躍的に進行し完成した場合
(2) 論文が学会論文賞を受賞した場合又は評価の高い国際誌に掲載され、国際的に高い評価を受けた場合
(3) 論文が当該分野の中核的ジャーナルやインパクトファクターが高い雑誌に掲載された場合
学位の授与について
授与される学位は博士とし、学位に付記する専攻分野の名称は、教育研究の内容により次のいずれかとします。
- 学術(Philosophy)
- 理学(Science)
- 工学(Engineering)
- 情報学(Informatics)
- 農学(Agriculture)