教育目標
物質のナノ空間での機能制御及び光と物質の相互作用を基にして、通信、計測、化学産業などに大きな広がりを見せる産業分野において、応用を志向しつつ、基盤となる物質科学と光化学の基礎学問に精通して将来における技術革新に対応でき、産業界を牽引できる人材の育成を目標としています。
2022年の活動については下記をご参照ください。
教育研究活動報告書(2022)
教員紹介
脇谷 尚樹 教授(専攻長) / 浜松
専門分野
材料科学、気相法によるセラミックス薄膜の作製と電気的・磁気的性質
研究内容
新規の機能性セラミックス(強誘電性セラミックス、磁性セラミックス、透光性セラミックス)の薄膜を気相法で作製している。特に、自己組織化を用いた結晶構造やナノ構造制御に注目して研究をしている。
岩田 太 教授 / 浜松
専門分野
精密計測、ナノ加工、表面科学
研究内容
ナノテクノロジーを担う超精密技術として精密工学や応用光学を中心にプローブ顕微鏡などの精密機器開発に取り組んでいます。
江上 力 教授 / 浜松
専門分野
光記録、光計測
研究内容
非線形レーザ顕微鏡の開発とそれを使った超高密度光記録、光計測法の研究に取り組む。
奥谷 昌之 教授 / 浜松
専門分野
無機光学材料
研究内容
本研究は、低温や高速製膜を目的に、電磁波を利用した独自の製膜法に取り組み、色素増感太陽電池や光学センサー等の光学素子への応用を検討している。
久保野 敦史 教授 / 浜松
専門分野
有機材料物性(有機薄膜、液晶)
研究内容
有機薄膜や液晶などに代表される有機分子凝集体において、界面や外場(電場、光)との相互作用を利用して分子の配向を制御するとともに、重合反応により高分子化することで得られる特異な秩序構造(高分子超格子)の形成過程ならびに物性の発現機構について研究している。
近藤 淳 教授 / 浜松
専門分野
波動エレクトロニクス工学、センサ工学
研究内容
表面波を利用したセンサやアクチュエータの実用化研究ならびに新しい機能素子実現を目指した研究を行なっています。
昆野 昭則 教授 / 浜松
専門分野
光電気化学、有機電気化学
研究内容
低コスト次世代型太陽電池として期待されている色素増感太陽電池の高性能化を目的として研究を行なっている。
立岡 浩一 教授 / 浜松
専門分野
半導体工学、電気電子材料
研究内容
安全で資源豊富な材料からなる光電交換、熱電変換材料の開発を行なっている。また、ナノレベルの構造制御により材料の性能向上を目指している。
冨田 靖正 教授 / 浜松
専門分野
無機個体材料、個体イオニクス、個体NMR
研究内容
無機個体化合物を中心とした合成とその物性評価を行い、リチウムイオン二次電池などへの応用を目指している。
鳥居 肇 教授 / 浜松
専門分野
理論化学、分子分光学、溶液化学
研究内容
水などの液体系や蛋白質などの生体分子系の、ダイナミクス・機能・相互作用を、理論的に解析している。これら物質系の諸性質を生みだす系内各部分どうしの連動的運動と、その光による検出に関わる基礎論に、力点を置いている。
平川 和貴 教授 / 浜松
専門分野
光化学、物理化学、生物分子科学、ナノ材料科学
研究内容
帝侵襲で副作用が小さいがんの光線力学的療法において、酸素に依存しないメカニズムとDNA選択的薬剤の開発により治療効果の向上を目指している。
符 徳勝 教授 / 浜松
専門分野
新規多機能性(誘電・圧電・焦電・光電)酸化物の開発、個体物性
研究内容
グリーンな新規多機能性材料の設計方針・物質開発を探索し、材料物性及び物性起因の解明とその技術応用に関する研究を行なっています。これらの研究を通して社会に還元します。
藤間 信久 教授 / 浜松
専門分野
物性理論、非晶質物質の構造・物性の第一原理計算
研究内容
第一原理計算を用いて、計算機上で新たな物性をもつ材料の設計、アモルファス合金やナノ粒子等の構造や物性の解明を目指している。
間瀬 暢之 教授 / 浜松
専門分野
グリーン有機化学・プロセス化学・触媒化学
研究内容
「グリーンケミストリーとプロセス化学に基づいた有機化学における反応・合成手法の開発と応用」:既存の技術を踏まえた新規な技術・方法論を研究し、化学産業の基礎技術の強化・持続的発展を目指します。
李 洪譜 教授 / 浜松
専門分野
光ファイバ工学、ファイバデバイス、光情報処理
研究内容
広帯域・超高速光ファイバ通信、光ファイバセンジングシステムの構築を支える様々なファイバデバイス、光信号処理の研究を行なっている。
大多 哲史 准教授 / 浜松
専門分野
研究内容
坂元 尚紀 准教授 / 浜松
専門分野
無機材料工学
研究内容
特異的なナノ構造をもつセラミックスの作製と顕微鏡による評価
清水 一男 准教授 / 浜松
専門分野
大気圧マイクロプラズマ応用
研究内容
マイクロプラズマを応用した医療、環境、流体制御などの研究を行なっています。
田代 陽介 准教授 / 浜松
専門分野
生物工学、微生物学
研究内容
微生物が生産するナノ構造体の機能と形成機構を解明し、バイオテクノロジーへの応用を目指しています。
田中 康隆 准教授 / 浜松
専門分野
リチウムイオン電池、有機合成化学、分子認識化学
研究内容
電圧が高く、長持ちするけど軽くて、安全で燃えにくい新しいリチウムイオン電池の開発を行なっている。
中村 篤志 准教授 / 浜松
専門分野
結晶成長、酸化物半導体、グラフェン、2次元層状材料
研究内容
複合酸化物・ナノカーボン材料をベースに結晶成長を通じてナノエレクトロニクスへの貢献、新規デバイス創製に取り組んでいます。
鳴海 哲夫 准教授 / 浜松
専門分野
生物有機化学、創薬化学、ケミカルバイオロジー、ペプチド化学
研究内容
創薬を指向した有機化学的手法の開発、生命現象を有機化学で理解するための機能性分子の創製。
佐藤 浩平 助教 / 浜松
専門分野
ペプチド化学、タンパク質化学
研究内容
タンパク質完全化学合成を指向した新規合成手法の開発と生理活性タンパク質の合成研究を通して、タンパク質科学を加速する分子プローブ開発を目指します。
海老原 孝雄 教授 / 静岡
専門分野
強相関電子物性実験
研究内容
希士類および3d遷移金属管化合物の純良単結晶育成および磁性と伝導・超伝導についての実験的研究
岡林 利明 教授 / 静岡
専門分野
研究内容
小林 健二 教授 / 静岡
専門分野
超分子化学、有機機能化学
研究内容
超分子化学と有機構造化学を基盤として、分子素子を指向した新規有機物質の設計・合成とその分子集合性について研究を行なっています。
近藤 満 教授 / 静岡
専門分野
金属錯体化学
研究内容
金属錯体カプセルを応用した水からの有害物質の高選択的除去や、酸素分子を活性化する金属錯体、及び外部刺激に応答して構造を変化させる動的金属錯体の合成など、金属錯体の構造を利用した機能発現に関する研究を進めている。
関根 理香 教授 / 静岡
専門分野
計算化学、理論化学、量子化学
研究内容
分子軌道法、分子動力学法、グラフ理論などを用いて、無機化合物・材料の構造・物性・反応性の解明を目指している。
守谷 誠 准教授 / 静岡
専門分野
材料化学、無機化学
研究内容
分子結晶・柔粘性結晶を利用した新規個体電解質の開発
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