[2014.11.12] 静岡大学とインド国スリ・ラマサミー・メモリアル大学との共催国際会議開催のお知らせ

3rd International Conference on Nanoscience & Nanotechnology (ICONN 2015)を2015年2月4日―2015年2月6日にインド国スリ・ラマサミー・メモリアル(SRM)大学で開催いたします。

これは、静岡大学、SRM大学、ニュージーランドGNS科学が共催で開催する国際会議で、500名近い参加者を予定しています。学内外の代表的な研究者との研究交流を図ることを目的としています。

なお、SRM大学は1985年に設立された私立大学で、インド国家認証会議から私立大学トップの評価を得ています。工学部、医学部、人文科学部、経営学部の4学部があり、学生数は約38,000名です。工学部は機械工学、電気電子工学、情報工学、バイオ工学、化学物質工学、建築工学、土木工学等の学科から構成されています。

2013年3月に静岡大学とSRM大学は大学間協定を締結しました。さらに2014年11月にダブルディグリー特別プログラムを締結することにしております。教員、研究者、学生との交流をさらに促進することにしています。

国際会議名称 3rd International Conference on Nanoscience & Nanotechnology (ICONN 2015)
日程 平成27年2月4日(水)~ 6日(金)
会場 インド国スリ・ラマサミー・メモリアル(SRM)大学
Brochure ICONN2015_Brochure(2.6MB)
連絡先
  • 静岡大学電子工学研究所、創造科学技術大学院、電子物質科学専攻
    早川泰弘
    E-mail: royhaya [a] ipc.shizuoka.ac.jp ※[a]を@に置き換えてください。
    Tel: 053-478-1310
    Fax: 053-478-1310
    内線: 浜松1310
  • 静岡大学創造科学技術大学院 事務担当 大学院係 和田 司保子
    E-mail: dousou-jimu [a] ebur.cs.inf.shizuoka.ac.jp
    ※[a]を@に置き換えてください。
    Tel: 053-478-1350
    Fax: 053-478-1359
    内線: 浜松3104

[2014.10.07] 電研・グリーン研・創造共催の国際シンポジウム開催のお知らせ

静岡大学の研究と博士課程の学生の教育を牽引している電子工学研究所、グリーン科学技術研究所および創造科学技術大学院の3部局は共同して下記の国際シンポジウムを開催いたします。

この国際シンポジウムは、『静岡大学における研究の将来ビジョンとグローバル化ならびに次世代を担う研究者の育成』を共通のテーマとし、地域連携の充実を図るとともに、学内外の代表的な研究者と若手研究者との交流を図ることを目的としており、今年度初めて開催するものです。詳細が決まりましたら本webサイトに掲載いたします。

[2015.1.13追記]静岡大学の研究と博士課程の学生の教育を牽引している電子工学研究所、グリーン科学技術研究所および創造科学技術大学院の3部局が共同して開催する国際シンポジウム*2015 International Symposium toward the Future of Advanced Researches in Shizuoka University* ~Joint International Workshops on Advanced Nanovision Science / Advanced Green Science / Promotion of Global Young Researchers in Shizuoka University~ の詳細なプログラムが決定しましたので、お知らせいたします。

国際シンポジウム名称 2015 International Symposium toward the Future of Advanced Researches in Shizuoka University
~Joint International Workshops on Advanced Nanovision Science / Advanced Green Science / Promotion of Global Young Researchers in Shizuoka University~
日程 平成27年1月27日(火)~28日(水)
会場 静岡大学 浜松キャンパス
連絡先
  • グリーン科学技術研究所 事務担当 研究支援係 飯野利紀
    E-mail: kenkyu [a] adb.shizuoka.ac.jp ※[a]を@に置き換えてください。
    Tel: 054-238-4264
    Fax: 054-238-4312
  • 静岡大学創造科学技術大学院 事務担当 大学院係 和田 司保子
    E-mail: dousou-jimu [a] ebur.cs.inf.shizuoka.ac.jp
    ※[a]を@に置き換えてください。
    Tel: 053-478-1350
    Fax: 053-478-1359
    内線: 浜松3104

[2014.10.07] The 2nd International Conference on Nano Electronics Research and Education (ICNERE2014)開催のお知らせ

 創造科学技術大学院の「超領域分野における国際的若手人材育成プログラム」の一環として、また電子工学研究所の「異分野技術の融合による革新的画像工学創成事業」の一環として、「広義のナノエレクトロニクス」に関わる研究と教育をテーマとしたThe 2nd International Conference on Nano Electronics Research and Education (ICNERE2014)を2014年11月24日(月)に静岡大学浜松キャンパスで開催します。

 ICNEREは静岡大学とインドネシア大学が協力して開催するもので、第1回は2012年にインドネシア・バリで開催しました。今回は第2回に当たり、本学浜松キャンパスで開催します。ICNEREは、今後も隔年にインドネシアと日本で交互に開催していくことで合意されています。

 ICNEREの目的は、両大学を中心とした教員、博士課程・修士課程学生・ポスドクなどの若手研究者、企業の研究者・技術者などの参加のもと、活発な研究交流および学生交流を促すとともに、互いに異なる文化に触れあって深い友好関係を築く機会を提供することにあります。

 特にICNERE2014では、静岡大学はインドネシア大学からナノエレクトロニクス分野を中心に10名の教員・研究者を招聘し、当該分野における静岡大学とインドネシア大学との共同研究・人材交流を推進し、両大学間の友好関係を一層深めることを目指しています。

会議議長 永津雅章
会議共同議長 三村秀典

 参加を希望される方は下記までご連絡ください。

連絡先 静岡大学創造科学技術大学院 事務担当 大学院係 和田 司保子
E-mail: dwada.shihoko [a] shizuoka.ac.jp
※[a]を@に置き換えてください。
Tel: 053-478-1350
Fax: 053-478-1359
内線: 浜松3104
公式web http://surf.eng.shizuoka.ac.jp/~icnere/hp/

[2014.10.07] マレーシア、テーラーズ大学の工学研究科長 Al-Atabi教授が静岡大学を訪問

  静岡大学創造科学技術大学院「超領域分野における国際的若手人材育成プログラム」で、9月1日から9月4日の4日間、グリーン科学技術研究所齋藤隆之教授と意見交換をするためにマレーシア、テーラーズ大学工学研究科長 Al-Atabi教授が静岡大学を訪問されました。

 この招聘は、創造科学技術大学院の若手研究者ならびに博士課程学生の創造性と国際性を育むために、成長著しいマレーシアの大学との関係を構築するのが目的です。

 Al-Atab教授は、朴所長、齋藤副所長と共に、グリーン科学技術研究所(静岡キャンパス)の分子構造解析部、ゲノム機能解析部を見学していただき、共同研究、学生交流推進のための活発な話し合いをされました。その後、碓氷理事を表敬訪問されました。

 創造科学技術大学院渡辺研究部長(浜松キャンパス)を表敬訪問され、「超領域分野における国際的若手人材育成プログラム」の概要の説明を受けられました。 同時に、マレーシアをはじめとするベンガル湾諸国(インドネシア、タイ、ミャンマー、バングラデシュ、インド、スリランカ)に加え、ベトナム、フィリピンから創造科学技術大学院、環境・エネルギー専攻、バイオサイエンス専攻、情報科学専攻への留学生派遣、受入れの推進計画について紹介され、今後の活動についても意見交換されました。

 総合研究棟会議室にてMushtak Talib Ali Al-Atabi教授の講演会が行われ、研究者、大学院生、学部生他約50名が聴講しました。その内容は、マレーシアやテーラーズ大学について、また環境問題で世界の工学分野において成長発展が期待される分野について、学生に対する教育の理想についてなどを話されました。「学ぶ目的は、ただ単に大企業に就職することではなく、自分で仕事を創り出し起業し、自分のやりたい分野にチャレンジすることであり、そのために自分で起業する方法やチャレンジ精神を学生に教えています。」とAl-Atabi教授は語られました。 講演会で学生から「日本の学生が起業するためにできることはあるでしょうか。」との質問に、「インターネットを通じてなら誰でもアイデアを出すことができ、何らかの参加は可能で、そういう意欲を持つことが大切です。」と答えられました。聴講した学生は、「Al-Atabi教授のとても教育的で、学生の能力を伸ばし、その学生が自分の意志を実現するためにすごく力を尽くしておられる熱心さが伝わってきました。」と感想を述べました。

 その後、機械工学・化学・環境工学・情報・農学の研究者及び大学院生の計14の研究講演が行われました。Al-Atabi教授は、各々の研究に興味を御示しになり、ご自分の知りたいことについて質問をされました。研究講演を聴講した学生は、「違う分野の発表を聞く機会があまりないので、同じ理系の学生として非常に興味深く、各々研究が自分とは違う視点から研究しているところが大変参考になりました。」と意見を述べていました。この研究講演は、現在静岡大学で行われている研究の紹介となり、これから静岡大学とテーラーズ大学の共同研究や交流につながるという期待が持たれます。

 Al-Atabi教授は、浜松キャンパス創造科学技術大学院やグリーン科学技術研究所の各研究室を訪問されました。教授や学生の研究内容の説明に熱心に耳を傾けられ、学生がどう研究に力を尽くしてきたのか、現在行っている研究はどのように社会の役に立つのかを質問をされました。学生に「様々な現象について興味を持つことが大事で、それは物理的になぜそれが起きたのか考え、正解が分からないとしても、自分が持てる知識を使って考えることが重要だ」とアドバイスされました。齋藤研究室で「粒子凝集体の挙動」を見学した際は、大変興味をお持ちになりマレーシアで再現実験をされたいとのことでした。 研究内容や成果をAl-Atabi教授に英語で説明し、教授からアドバイスを受け、質問に対して研究についての自分の考えを英語で話すという機会が、学生にとって大変良い経験となりました。

 創造科学技術大学院永津院長を表敬訪問され、テーラーズ大学と静岡大学の教育・研究面での友好関係の構築に向けて、意見交換、議論をされました。

 Al-Atabi教授は、齋藤教授と12月にマレーシア・クアラルンプールで開催される合同ワークショップの打ち合わせをされました。

 今後静岡大学はこのワークショップを機に、テーラーズ大学を拠点としたマレーシアでの関係構築をはじめとし、ベンガル湾諸国の大学との共同研究・人材交流を展開していく予定です。