超領域シンポジウム参加者コメント
超領域シンポジウムにおける海外招待者の方々にコメントをいただきました。
BoMiProf. Dr. Hesham El-Enshasy
マレーシア工科大学
静岡大学とUTM(マレーシアにおける最高の工学系大学)の関係は、バイオテクノロジーと工学分野からスタートし、共同研究、共同教育の枠組みを、学生、研究者の交流や、共同プロジェクトの推進により確立してきました。
これらの共同研究領域は、さらなる画期的な開発を促し、日本とマレーシアにおける有望な産業界のパートナーとの、新技術、バイオ製品の産業応用へと、拡大して行くことでしょう。
Vice President Ms. Angela Pok
テイラーズ大学
このシンポジウムを通して、研究機関というものは、国に対してだけでなく、地域全体のために研究を行う役割があると感じました。マレーシアは発展中の国ですので、先進国の、特に静岡大学のような大学からのサポートを必要としています。実際、私たちはシニアの、また若手の教授たちの研究成果を共有して、共働できます。私たちはヘルスケア、エネルギー、またフルーツという分野での共同研究を望んでいます。
Dr. Sabar Pambudi
インドネシア科学技術評価応用庁学
静岡大学とUTM(マレーシアにおける最高の工学系大学)の関係は、バこのシンポジウムにおいて、私はカイコ発現系を用いたデング熱ワクチンとデング熱感染症の診断法についてプレゼンしました。主な私の研究テーマはインドネシアにおける感染症の診断法です。インドネシアではこれらの病気がとても強い影響を与えています。こうした事実を伝え、感染症の被害を軽減する必要があると感じています。
Dr. SaProf. Dr. Wisanu Pecharapa
キングモンクット工科大学
私は、最近のナノテクノロジーとナノマテリアルに関する研究を紹介しました。
静岡大学で行われているこの国際シンポジウムに感銘を受けています。既に5回目となるそうですが、こうした機会が、アジア諸国、アジアの大学との将来的な共同研究の懸け橋となるよう期待しています。
Prof. Vinayak Eswaran
インド工科大学
私は、静岡大学がアジアで率先しているこの取り組みは非常に興味深いと思います。日本はとても技術的に発展した国で、私たちは多くを学ぶことができます。また、私たちにも独自の強みがあり、IITHを含む素晴らしい組織において行われている研究を、日本の研究者たちに紹介できるならうれしく思います。また、静岡大学とIITHを含む他の研究所とは、意義深い共同研究を行えるに違いなく、それは素晴らしい取り組みとなる可能性があると感じます。